YAMAHA G-70Dを入手しました。
すぐ近くに住む小学校1年生、5歳、4歳の孫達が、お爺ちゃんの家に遊びに来て、ピアノを弾いたり、お爺ちゃんのクラシックギターを見せると興味を示します。
自由に楽器に触れさせてやりたいので、それなりのクラシックギターを入手して、ケースに入れないで、スタンドに立てあります。
折角、我が家に来たクラシックギターなので、くすんでいた糸巻きを外してブラジで洗いピカピカにし、油を差して手入れをしました。
くすんだ状態のボディ部分の表面板、側面板、裏板、ネック部分のフレット、指板、ヘッド部分の糸巻き、糸蔵、家具クリーナーで磨きピカピカにしました。見違えました。
新しい弦に貼り替えました。
この、YAMAHA G-70D、弾いてみると驚き、中出阪蔵1971年作のNO.3000 SSSや1969年作の為書きのクラシックギターの様な、パーンと良く鳴るのとは違うけど、音のバランスが良く取れていて一音一音聞こえます。弾き易いです。落ち着いた音で、表面板の厚さの違いかなー、と言う様な感覚です。もっと鳴ったら良いのですが、この表面板は、自然に割れる様な気がしません。しっかりしています。表面板を薄くすると鳴るのかなーと言う感じです。
何れも同年代のクラシックギターですので、作られてから45年位経っています。長い経過年数に依り充分乾燥したので、良い音が出ているのかなーと言う感覚です。流石、楽器メーカーのYAMAHAかー、良く出来ている、と感心しました。
発売 1967年8月 〜 1974年7月 7年間
価 格 当時 7,000円
表面板 松 (スプルース)
側面板、裏板 ナトー (マホガニーに似ている)
指板 ブビンガ
下駒 パリサンドル、ソノケリン
弦長 658mm
随分昔、若い頃、楽器店でクラシックギターの楽譜を購入し、展示してある外国の有名なスペインのホセ・ラミレスとかホセ・ヤコピ、記憶がはっきりしないのですがヘルマン・ハウザーなど、ギター誌に載っている様なクラシックギターを見ていると、店長が弾いても良いですヨと言ってくれました。
有名なクラシックギターが並んでいたので、余程、弾いてみたいんだなーと見られたかも知れません。
えー、本当に良いのですか?と聞いて、ギターに傷が付かない様に、着ている服のボタンなどを確認してホセ・ラミレスを弾いてみました。もっと軽い音で良く鳴ると思っていたのが、案外、こんなものなのか?それでも、嬉しくてこれで充分と思っていたら、他のも良いですよと、3本〜4本弾かせて貰いました。店長には感謝しています。
スペインギターは明るい音、ドイツギターは落ち着いた音色、それぞれ、音色が違い良い楽器でしょうけれどー、自分のクラシックギター、中出阪蔵1971年作のNO.3000 SSSと比べたら、価格の割には、鳴り方がどーなんだろーと疑問を持ちました。中出阪蔵1971年作のNO.3000 SSSの方が、バランスの取れた安定した鳴りだと思いました。
クラシックギターも、価格や工房の名前じゃなくて、弾いてみないとどっちが良く鳴るのか分からないと思います。昔は、国内で当時、10万円位のクラシックギターが最高級品でした。その後、15万円、20万円のが出てきましたが、材料代、手間賃を考慮すると、品質の良いダイヤモンドでもギターに貼り付けないと、それ以上高くは、値段を付られなかった時代であったと思います。日本国民の普段の生活から、常識的な品質対価格を判断する目が有ったのでしょう。
現代のクラシックギターの高級品と呼ばれるものに150万円、200万円とかの値段が付いているのが不思議です。当時、日本から一眼レフカメラのアサヒペンタックスをスペインに持って旅行すると、スペインの有名なホセ・ラミレスのギターと交換して、入手できたと聞いたことが有ります。
今でも、外国の楽器を日本に持ってくると、ウン倍の値段で販売されるとも聞きます。不思議な価格設定です。
全体 家具ワックスで磨いたらピカピカに成りました。
表面板 磨いたらピカピカに成りました。この表面板は、自然に割れる様な気がしません。しっかりしています。
裏板 磨いたらピカピカに成りました。
棹 磨いたらピカピカに成りました。押さえやすい棹です。
糸蔵 磨いたらピカピカに成りました。
ブリッジ 6弦側のプラスチックの飾りが剥がれていたので、接着剤で固定しました。プラスチックの飾りの厚さが薄いです。この部分の作りが弱く、それぞれの弦の張力で沈んでいます。磨いたらピカピカに成りました。
糸巻 分解して磨いたらピカピカに成りました。ギヤの回りが良く無く、新しい糸巻きに交換したいですが、この時代の糸巻きをそのまま使うのに味が有ります。
YAMAHA G-70Dの糸巻き、分解して磨いたらピカピカに成ったのですが、ギヤの回りが良く無く、新しい糸巻きに交換したいとは考えていたものの、壊れてないので、この時代の糸巻きをそのまま使うのに味が有るかなと使ってきました。
しかし、糸巻きは、何回も使う物ですので、結局、最新の糸巻きに交換しました。余り高価な糸巻きじゃなく、それなりに気に入るのが有るのかアマゾンで探し購入しました。
急ぐものでも無いので、いつもの様に2日−3日で到着するものと思っていましたら、6日要しました。アマゾンの国内の店舗からじゃなく、中国郵政で広東省から送られてきました。
航空便なので、日本とはお隣の国ですが、近くから送られてきたとも言えます。
オリジナルの形状に近いのも有りましたが、つまみの色の気に入った、レッドパールを模したツマミに趣を変えました。糸巻きのプレートは、オリジナルのは薄く手で押すと湾曲します。新しい糸巻きは、板厚がしっかりしていて金色が輝いて綺麗です。
巻き上げ歯車の動きも快調です。送料無料で1、599円のこの糸巻き、所謂、一万円の高級品と比べて何ら遜色ない、デザイン、性能かと。
オリジナルの形の糸巻きに似ているのが、間違いのない寸法でしたが、これは、一寸はみ出すかなと、レッドパールを模したツマミに拘り、上側に若干はみ出してます。使用上は差し支えありません。
中出阪蔵
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